v1.74.0
2026-10-29リリース
チャットの入力欄で、太字や色、ルビを、送ったあとと同じ見た目のまま書けるようになりました。入力欄の上端のボタンで、書式を付け、記法を選んで入れられます。入力欄の文字と背景は、発言の色で出ます。記法は種類ごとに色分けされ、このまま送ると効かない書き方には波線が付きます。スタンプは、絵文字のように文の中に入れられます。送った発言を書き直す欄も、同じ見た目のまま書けます。
シークレットのs&が効いていなかった不具合なども直しました。
✍️ 書式つきの入力欄
**や[赤]などの記号は、書いている途中も出ません。文字を選んでツールバーのボタンを押すと、選んだ部分の書式を付け外しします。何も選んでいないときは、これから打つ文字に付きます。カーソルの位置に付いている書式は、ボタンの色が変わって分かります。文字を選ぶと、選んだ部分の上にも小さなバーが出ます。Ctrl+B・Ctrl+I・Ctrl+Shift+Sでも、太字・斜体・取り消し線を付け外しできます。
**強く**のように記法を打ち終えると、その場で書式に変わります。直後にBackspaceを押すと、記号に戻ります。
参照の{HP}、ルビ、演出の《爆炎》は、ひとかたまりの部品として出ます。立ち絵と文末のカットイン名も、名前の候補や+から入れると部品になります。参照の部品には、いまの値も出ます。部品のすぐ後ろでBackspaceを押すと、記法の文字に戻って書き直せます。
{・《・@のあとと、語の頭の:・&のあとには、ステータスや演出、立ち絵の名前の候補が、カーソルの上に出ます。候補はEnterかTabで入れます。候補が出ていないときのEnterは、これまでどおり送信です。
貼り付けた文は記法として読み、書式と部品にして入れます。Ctrl+Shift+Vで貼り付けると、文字のまま入ります。
チャットパレットの編集欄も、同じ入力欄で書けます。詳しくは書式つきの入力欄を参照してください。
🔍 色分けと指摘
部品にならない記法には、ダイスのコマンド・リソース操作・バフなど、種類ごとの色の帯が付きます。文字は発言の色のままです。
このまま送ると効かない書き方には波線が付き、ポインタを乗せると理由が出ます。ダイスボットが振れないコマンド、発言者のコマにない項目、見つからない立ち絵、ターゲットのいないt:、対象のコマがいない演出などが対象です。ダイスのコマンドは、選んでいるダイスボットで実際に振れるかを確かめます。入力欄の右下に指摘の数が出て、押すと一覧が上に開きます。指摘があっても、送ることはできます。パレットの編集欄では、行ごとに、そのコマから送ったときの読まれ方で確かめます。
🧰 入力欄の上の行と上端のボタン
入力欄の上の操作を、入力欄の上の行と、入力欄の枠の上端に分けて並べました。上の行には、発言者と送信先、ダイスボットとその説明(?)が並びます。発言者と送信先は、行の空いている幅を分け合って広がります。
枠の上端には、太字・斜体・書式(Aa)・ルビ、記法の種類ごとのボタン、スタンプ、発言の色、マイダイス、ティッカーへ流す切り替えが並び、組の間に細い線が入ります。立ち絵を2枚以上持つキャラクターで話すときは、上端の左に立ち絵のスライダーも出ます。取り消し線・大きさ・書体・文字色は、書式(Aa)の中にあります。持ち色3つと色設定は、発言の色のボタン(その色で下線を引いた「A」)を押すと出ます。上端のボタンは、Tabでは1回で通り過ぎ、← →で移れます。入力欄の色設定の横にあった「装飾」ボタンは、これらのボタンに置き換わりました。
入力欄の文字と背景は、選んでいる発言の色と、その色の吹き出しで出ます。入力欄の案内の文字も、その色に合わせて薄く出ます。
記法のボタンは、ダイス・参照・リソース操作・バフ・立ち絵・演出とカットイン・引用の種類ごとにあり、押すとその種類の一覧が開きます。項目の名前に書き方が並びます。選んだ記法は、読まれる場所に入ります。立ち絵とカットインは文末に、シークレットは行頭に入ります。ダイスには、選んでいるダイスボットのコマンドの例も並びます。
ボタンから開く小窓や、発言者・送信先・ダイスボットの一覧、名前の候補は、画面の下にあるチャットから上に開き、画面からはみ出しません。
😀 文中のスタンプ
スタンプを、絵文字のように文の中に入れられるようになりました。入力欄の上端のスタンプのボタンで選ぶと、カーソルの位置に文字と同じくらいの大きさで入り、1つの発言にいくつでも入れられます。Enterか送信ボタンで、文と一緒に送ります。チャットでは、文の中に小さく出ます。
スタンプを1つだけ入れて送ると、これまでどおり、スタンプだけの大きい発言になります。スタンプだけを2つ以上送ると、大きく並びます。詳しくはスタンプを送るを参照してください。
✏️ 送った発言の書き直し
送った発言を書き直す欄も、入力欄と同じく、送ったあとの見た目のまま書けるようになりました。欄の下には、太字・斜体・書式(Aa)・ルビとスタンプのボタンが並びます。書き直してもコマンドはもう一度は動かないため、記法のボタンと名前の候補はありません。波線は、閉じていない装飾と送れないスタンプにだけ付きます。キーはこれまでどおりで、Enterで確定し、Shift+Enterで改行し、Escで取り消します。詳しくは編集と編集履歴を参照してください。
⚔️ 戦闘カットインの左右と絵の向き
パーティを陣営として、陣営ごとに左右を決めておけるようになりました。パネルの陣営の位置で選ぶと、組を決めていないコマはその側に並び、変えるまでその位置のままです。PCの陣営を右に置けば、PCを攻撃してくる敵は左に立ちます。
パネルの絵の向きで、コマの絵が左右のどちらを向いているかを選べます。舞台では、絵が相手のほうを向くように左右を反転します。詳しくは戦闘カットインを参照してください。
🧭 1つのコマをみんなで使う
同行のパーティに、PLを直接入れられるようになりました。パーティ名の下の「プレイヤー:」でチェックを入れたPLは、そのパーティのコマの視界を分け合い、ダンジョンドリィマスターモードでもそのコマから見られます。GMが全員の視点をそろえたときは、そのコマを歩かせられます。パーティを1つのコマに見立てて迷宮を歩く卓では、そのコマをパーティに入れ、PL全員にチェックを入れます。
🎯 バフの数を式で読む
{バフ名}を式の中に書くと、バフの効果に書いた数を読むようになりました。効果が攻撃+2の練技なら、t:HP-({攻撃力}+{練技})は発言者の攻撃力に2を足した分だけ、ターゲットのHPを減らします。式の外に書いたときは、これまでどおり効果の文字のまま入ります。t:の操作の中でも{名前}は発言者のコマを、t{名前}はターゲットのコマを読みます。詳しくは攻撃する側の値でターゲットを減らすを参照してください。
🕰️ ゲーム内時間
物語の中の日と時刻を、部屋の全員で分け合えるようになりました。FABメニューのウィジェットからゲーム内時間を出すと、「1日目 朝」のように出ます。日と時刻は空の絵の上に出て、空の色は時刻に合わせて変わり、太陽と月が東から西へ渡ります。時間帯(朝・昼・夕・夜、または自分で付けた名前)でも、24時間の時計でも表せます。GMが矢印で進めたり戻したりすると、チャットにも出ます。詳しくはゲーム内時間を参照してください。
🔑 部屋のサーバーに入るときのログイン
部屋のサーバーで、ログインしないまま招待リンクを開くと、入る前に「PL・GMとして入るには、Discordでログインします」と聞くようになりました。Discordでログインを押すと、ログインが済んだところで部屋に入ります。見学で入るを押すと、これまでどおり見学として入ります。見学で入っている人は、接続パネルからもログインできます。
ログインしたとき、アイコンが最初のままなら、Discordのアバターがアイコンになります。アイコンを自分で変えると、そのブラウザーでは、読み込み直してもアバターに戻らなくなりました。これまでは、読み込み直すたびにアバターに戻っていました。アバターに戻すときは、アイコンを選ぶ一覧から自分のアバターを選びます。ほかの人のアバターは、メディア一覧にもアイコンを選ぶ一覧にも出ません。名前が最初のままなら、これまでどおりDiscordの名前になります。
↩️ もとの入力欄
書式つきの入力欄を使わないときは、チャットの設定の「書式つきの入力欄を使う」を外します。記法をそのまま打つ入力欄に戻り、スタンプは[了解:seal:ok]のような文字で入ります。上端のボタンは、こちらでも使えます。この画面だけの設定です。
🛠️ 直したこと
- シークレットでバフを付ける
s&が効いていませんでした。マニュアルのとおり、伏せたまま付くようになりました。s&は小文字で書きます。大文字のS&は、S&Wのような言葉のまま送られます。名前だけのs&pのような言葉も、バフとしては読みません - 1行に
s:を2つ以上書くと、2つ目からが効いていませんでした s&の行が、シークレットの行として扱われていませんでした。ほかの人にそのまま見え、行末のカットインも起きていました- ターゲットを2人以上選んで送ると、発言者自身への
s:・s&の操作が、人数分かかっていました - ステータスを動かす
&!のバフに色とアイコンを書いても、付きませんでした(&!練技/筋力+2/3/blue/💪/手番開始/@術者)。ラウンド数のうしろを、ふつうのバフと同じく好きな順で読むようになりました。タイミングのすぐうしろに@なしで書いたトリガーも、これまでどおり読みます - GMが全員の視点をそろえたとき、暗闇の中では、そのコマのオーナー以外の画面がほとんど暗いままでした。誰の画面にも、そのコマから見える範囲が出るようになりました
- 立ち絵を何枚も登録したコマが、戦闘カットインでは1枚目の立ち絵で出ていました。卓でいま表示している立ち絵で出るようになりました
- 登録した状態異常の名前を
&転倒のように送ると、名前だけのバフが付いていました。表のチェック欄には入るのに、コマの頭上で詳しく表示しても効果メモが出ず、色やアイコンも付きませんでした。登録した内容で付くようになりました(状態異常を登録して表から付ける)
⚠️ 以前の版との互換
送る文字列も、チャットのログの形も変わりません。v1.73.0以前の版でも、同じ記法の文字列として読めます。入力欄で手を入れた行は、見た目が同じまま書き方がそろうことがあります([太字]は**に、英語や韓国語の装飾の名前は表示している言語の名前に)。手を入れていない行と、パレットのいじっていない行は、1字も変わりません。
文の中のスタンプは、[了解:seal:ok]のように、名前とIDを括弧で囲んだ形で送られます。v1.73.0以前の版では、この文字のまま出ます。スタンプを1つだけ送った発言は、これまでと同じ形です。
s&を書いた行は、この版からシークレットの行として送られます。v1.73.0以前の版でも、届いた行は伏せて表示されます。
ゲーム内時間は、v1.73.0以前の版の画面には出ません。古い版で部屋を保存し直しても、時刻は消えません。
パーティに入れたPLは、v1.73.0以前の版の画面では視界を分け合いません。チェックは部屋に残るので、古い版で保存し直しても消えません。
陣営の位置と絵の向きは、v1.73.0以前の版で再生したときには効きません。この版が再生した場面は、古い版の画面でも同じ左右に並びますが、絵は反転しません。
s&とs:について直したことは、この版で送った行に効きます。v1.73.0以前の版で送った行は、これまでどおりです。
この版は、添えた絵のうち、文の中のスタンプのためだけに付いたものを発言に記録します。同じ絵を手でも添えた発言は、書き直してスタンプを消しても、その絵が残ります。記録のない発言(v1.73.0以前の版で送ったもの)では、文の中のスタンプが出していた絵は、スタンプと一緒に外れます。
過去の全変更や開発者向けの詳細は、GitHub ReleasesとCHANGELOGを参照してください。