チャットの特殊記法
チャット入力欄には、ダイスコマンド以外にもさまざまな特殊記法があります。このページでは、テキストとして入力できる記法を一覧にまとめます。記号は原則として半角・全角どちらでも入力できます。

| 記法 | 機能 |
|---|---|
2d6+1など | ダイスロール(ダイスボット) |
S2d6 | シークレットダイス |
dice:コマ名 | 卓上ダイスと連動 |
:HP-5 | リソース操作 |
&猛攻撃/3/red | バフ/デバフ操作 |
@立ち絵名 / @2 | 立ち絵の切り替え |
カットイン名 / @同名 | カットイン起動(文末) |
《爆炎》 | 演出の起動 |
|漢字《かんじ》 | ルビ |
行頭> | 引用スタイル |
{HP} / //変数=値 | 項目と変数の参照 |
〔地の文・ゆれ〕 | ノベルモード演出(文末) |
ダイスロール
選択中のダイスボットのコマンド(2d6+1、1d100<=50など)をそのまま入力するとダイスを振ります。詳細はダイスボットを参照してください。
- シークレットダイス — コマンドの先頭に
Sを付けると(例:S2d6)、結果が他の参加者から伏せられます
卓上ダイスと連動
dice:コマ名を書き添えると、そのロールの出目が、コマに持たせた卓上のダイスに乗ります。
2d6 dice:ゴブリンA出た目は、面の数が合うダイスから順に入ります。dice:だけを書いた場合は発言しているコマが対象です。ダイスをコマに持たせる手順はダイスを参照してください。
リソース操作
:で始まる記法で、キャラクターのステータス(リソース)をチャットから直接操作できます。発言キャラクターのインベントリにある同名の項目が対象です。
:HP-5 HP を 5 減らす
:HP+1d6 HP をダイスの出目だけ増やす(ダイス式が使えます)
:MP=10 MP を 10 にする
:状態>毒 「状態」をテキスト「毒」に置き換える
:HP-3:MP-1 連結して複数同時に操作特殊なダイスコマンドを式に混ぜる
2d6のような一般的なダイス式は、そのまま計算式の一部として書けます。一方でソードワールドのk10(威力表)やダブルクロスの2dxは、ダイスボットが単独のコマンドとして解釈するため、足し算の項には置けません。角括弧で囲むと、その部分だけを先に振り、出た数値を式に戻してから残りを計算します。
t:HP-([k10]+5-t{防護}) 威力表 10 の出目に 5 を足し、対象の防護点を引いた分だけターゲットの HP を減らす
:MP-[2dx] 振った結果のぶんだけ MP を減らす
:HP-([k10]+[k5]) 2 つ振って合計する振った内訳は、操作結果の下に└ [k10] KeyNo.10c[10] > …の形で並びます。囲んだコマンドを部屋のダイスボットが解釈できなかった場合、その操作は行われず「計算できません」と表示されます。
対象サフィックス
リソース名の直後にサフィックスを付けると、現在値以外を操作できます。
| サフィックス | 対象 | 例 |
|---|---|---|
| なし | 現在値 | :HP-5 |
^ | 現在の最大値 | :HP^+10 |
_MAX | 最大値(ベース) | :HP_MAX+5 |
_MAX_BUFF | 最大値の補正値 | :HP_MAX_BUFF+3 |
_MIN | 最小値(ベース) | :HP_MIN-1 |
_MIN_BUFF | 最小値の補正値 | :HP_MIN_BUFF+1 |
オプション
値の末尾に付けると挙動を変えられます(大文字小文字どちらでも可)。
L— 最小値・最大値の範囲内に収めます(例::HP+99L)Z— 0を跨ぐ変化を0で止めます(例::HP-99Z)
プレフィックス
t:— 発言キャラクターではなく、ターゲット中のキャラクターに適用します(対象ごとに[名前]付きで処理されます)s:— 結果を伏せて適用します(シークレット)。st:のように組み合わせ可能です
バフ/デバフ操作
&で始まる記法で、キャラクターのバフ/デバフをチャットから操作できます。
&猛攻撃 バフ「猛攻撃」を付与
&猛攻撃/攻撃+2 サブ情報付きで付与
&猛攻撃/攻撃+2/3 3 ラウンドの期限付きで付与(省略時 3R)
&毒/継続2/3/red バッジの色を指定して付与
&毒/継続2/3/red/☠️ 色と絵文字を指定して付与(順不同)
&練技/筋力+2/3/手番開始/@術者 術者の手番開始時に減るバフ
&!猛攻撃/命中/+/2/3 ステータスを実際に動かすバフ
&+猛攻撃/攻撃+2/3 すでに付いている「猛攻撃」に +2 を足す
&++猛攻撃/攻撃+2/3 +2 を足したうえで残ラウンドも 3 延ばす
&猛攻撃- バフ「猛攻撃」を解除
&R+ / &R- 全バフのラウンドを増減
&D 0 ラウンド以下のバフをまとめて消去
&&none- 消えないバフを卓全体から解除(GM のみ)
&&2R- 残り 2R のバフを卓全体から解除(GM のみ)
&&猛攻撃- 「猛攻撃」を卓全体から解除(GM のみ)&&で始まる3つは、発言者やターゲットではなく卓にいる全員が対象です。GMだけが使えます。詳しくはバフ/デバフを参照してください。
色はred orange yellow green blue purple pink grayの英名、赤 青などの和名、#c62828のような16進で指定できます。既定と書くと黒に戻ります。指定した色と絵文字はコマの頭上のバッジにそのまま出ます。
4つ目以降には、色と絵文字のほかに消失タイミングとトリガーも書けます。タイミングは手番開始手番終了 ラウンド終了(turnStart turnEnd roundEndなどの英名も可)、トリガーは@名前です。指定しなければ、これまでどおりラウンド終了時に減ります。
&!で始めると、覚え書きではなくステータスを実際に動かすバフになります。書く順番は &!バフ名/ステータス/操作/量/ラウンド/タイミング/トリガーで固定です。操作は+ - =の3つです。ステータス名のうしろに^を付けると(HP^)、最大値側が対象になります。バフが切れると、動かした分だけ戻ります。
&!猛攻撃/命中/+/2/3 命中を 2 上げ、3R 後に 2 戻す
&!鈍足/敏捷/=/1/2 2R のあいだ敏捷を 1 に留める
&!練技/筋力/+/2/3/手番開始/術者 術者の手番開始時に減る詳しくはバフ/デバフを参照してください。
&のすぐうしろに+を置くと、同じ名前のバフがすでに付いているとき、値を上書きせずに足します。 &猛攻撃/攻撃+2/3を2回打っても効果欄は攻撃+2のままですが、&+猛攻撃/攻撃+2/3なら攻撃+4になります。減らしたいときは&+猛攻撃/攻撃-1/3とマイナスで書きます。
+を2つ並べると、残ラウンドも足します。&+では残ラウンドの長いほうが残るので、持続を延ばしたいときは&++を使います。効果欄を空にすれば、効果はそのままで持続だけ延ばせます。
&+猛攻撃/攻撃+2/3 効果欄を 攻撃+4 にする(残Rは長いほう)
&++猛攻撃/攻撃+2/3 効果欄を 攻撃+4 にして残Rを 3 足す
&++加護//3 効果欄はそのままで残Rを 3 足す
&+!猛攻撃/命中/+/2/3 命中をもう 2 上げ、外すと 4 戻る詳しくはバフ/デバフを参照してください。
リソース操作と同じくt&(ターゲットへ適用)、s&(シークレット)のプレフィックスが使えます。
立ち絵コマンド
文末に半角スペースを空けて@~を書くと、発言と同時に立ち絵を切り替えられます。一致する立ち絵が見つかった場合、コマンド部分は本文から取り除かれて送信されます。
| 記法 | 機能 |
|---|---|
@hide | 立ち絵を隠す |
@2 | 番号で切り替え(一覧の2枚目) |
@笑顔 | 名前で切り替え(完全一致を優先し、なければ前方一致) |
大文字小文字・全角半角は区別されません(@HIDE、@hideも可)。
名前はキャラクターシートの立ち絵一覧でつけます。名前のない立ち絵は番号でしか呼べません。数字だけを書いたときは番号、それ以外は名前として扱うので、@笑顔2のように数字で終わる名前もそのまま使えます。
番号は一覧に並ぶ順で、@1が1枚目です。シートの立ち絵に添えてある番号と、リモコンやノベルモードに出る2/3の左側の数字が、そのまま書ける番号です。
カットイン起動
「チャットから起動」を許可したカットインは、文末の単語が名前と完全一致すると再生されます。
見せ場だ カットイン名— 映像つきでカットインを再生見せ場だ @カットイン名— 音声のみを再生
秘話で使うと相手にだけ再生されます。シークレットダイスなど伏せられた発言からは起動しません。
演出の起動
本文に《エフェクト名》と書くと、その行を送ったときにマップ演出が出ます。
2d6+3 t:HP-10 《爆炎》この1行で、ダイス → ダメージ処理 → 演出まで続けて実行されます。対象はt:と同じで、撃ち手はその行を喋ったコマです。書く名前はエフェクト集に登録したもので、記法そのものはエフェクトの右クリックから入力欄へ入れられます。
ルビ(ふりがな)
|テキスト《ルビ》でテキストにルビを振れます。|は全角|でも構いません。
|招雷《しょうらい》ドラム・スタッカート!親文字もふりがなも、まわりの本文と同じ文字色・太さで表示されます。発言色を変えるとルビもその色に追従します。
ノベルモードの吹き出しとバックログにも同じルビが付きます。文字送りの途中で記号が見えることはなく、親文字の1文字目が出た時点でふりがなも表示されます。
スペースを含めたいときは、\sと書くと半角スペースとして表示されます。
引用
行頭に>を付けると引用スタイルで表示されます。連続する>行はひとつの引用ブロックにまとまります。
> 昨日のセッションのログより
> 「あの扉は開けるな」項目と変数の参照
{名前}と書くと、送信するときにコマの値へ置き換わります。読むのはシートの項目と、そのコマのチャットパレットに書いた変数です。
//武器ボーナス=2
2d6+{武器ボーナス} 攻撃!
:HP-{HP^}//名前=値— 変数を定義します。定義を書く場所はチャットパレットの中だけです{名前}— 送信時に値へ置き換わります。変数が無ければ同じ名前のシート項目を読みます{HP^}— リソースの最大値を読みます。付けなければ現在値ですt{名前}— ターゲット中のコマの値を読みます- 変数の値にさらに
{...}を含める入れ子も可能です
同じ名前の項目がシートに2つ以上あるときは、{戦闘特技/最終能力/コスト}のようにパスで書きます。パスはシートの行から参照名をコピーで取れます。
チャット欄では発言者のコマを読む
チャットパレットからでも、チャットウィンドウの入力欄からでも同じように展開されます。ただし入力欄から送る場合、値を読む先は発言者に選んだコマです。発言者が「プレイヤー(あなた)」のままだと読む先が無いため、 {と}は書いたまま送られます。
ノベルモード演出
文末の〔~〕で吹き出しの形や立ち絵の動きを指定できます。詳細はビジュアルノベルモードを参照してください。