情報の公開範囲
キャラクター・共有メモ・カード・ダイスには、「誰に見せるか」 を表す公開範囲を設定できます。GMが用意したNPCや手元の情報を、必要なときに必要な相手だけへ開示する、いわゆるハンドアウトのような使い方ができます。
公開範囲はロールと組み合わせて働きます。設定は参加者全員で同期されます。
3つの公開範囲
| 公開範囲 | GM | オーナー | 選ばれたPL | ほかのPL | 見学 |
|---|---|---|---|---|---|
| 全員既定。誰でも中身を見られる | 中身が見える | 中身が見える | 中身が見える | 中身が見える | 中身が見える |
| 特定PLハンドアウト向け | 中身が見える | 中身が見える | 中身が見える | 中身は見えない | 中身は見えない |
| GMのみGMが作ったものの初期値 | 中身が見える | 中身が見える | 中身は見えない | 中身は見えない | 中身は見えない |
公開範囲の外からもコマの存在と位置は見えます。見えなくなるのは詳細・チャットパレット・バフなどの中身です。
GMとオブジェクトのオーナーは、公開範囲に関わらず常に閲覧できます。
オーナー
各オブジェクトにはオーナー(持ち主) を設定できます。オーナーになっているプレイヤーは、自分のキャラクター/メモなどの公開範囲を自分で変更できます。
- キャラクターや共有メモを作成すると、作成した人が自動的にオーナーになります。
- オーナーの割り当て・変更はGMが行います(後述のコンテキストメニュー、またはシートから)。
- オーナーのいない(無主の)オブジェクトは、プレイヤーが自分で取得(クレーム)できます。保存データを読み込んだ直後は全オブジェクトが無主になるので、各自が自分のコマを取り直せます。
途中参加・復帰でオーナーが噛み合わないとき
プレイヤーが一度退室して入り直すと内部IDが変わり、以前のコマのオーナーが「不在の持ち主」のまま残ることがあります。GMツールバーの 「オフラインの所有を解放」 を押すと、接続していないオーナーの所有だけがまとめて解除され、復帰した人が取り直せます(接続中の人の所有はそのまま)。
設定のしかた
公開範囲とオーナーは、シートパネルとコンテキストメニューのどちらからでも設定できます(設定できるのはGMです。公開範囲は、そのオブジェクトのオーナーも設定できます)。
シートから
キャラクターやメモの詳細(シート)を開くと、上部に公開範囲のコントロールが表示されます。
全員 / 特定PL / GMのみを選びます。- 特定PLを選ぶと、接続中のプレイヤーの一覧が表示されるので、見せたい相手にチェックを付けます。
- オーナーの欄(GMのみ表示)で持ち主を選べます。
コンテキストメニューから
キャラクターや共有メモを右クリックすると、メニューの中ほどに公開範囲の項目が出ます。
- 公開範囲 →
全員 / 特定PL ▸ / GMのみ。特定PL ▸の中から見せたい相手をチェックします。 - オーナー(GMのみ)→
なしまたは参加者を選んで持ち主を割り当てます。 - 現在の選択には
☑が付きます。
作成したときの初期値
- GMが作成したキャラクター・共有メモは、初期状態が「GMのみ」 になります。準備が整ったら公開範囲を「全員」や「特定PL」に変えて開示します。
- それ以外の人が作成したものや、以前のデータは「全員」(公開)です。
公開範囲外の人からの見え方
公開範囲に含まれない参加者からは、存在は分かるが中身は確認できない状態になります。完全に消えるわけではありません。
キャラクター・カード・ダイス
- コマ自体は卓上に表示され、ドラッグでの移動はできます。
- 詳細ウィンドウ・マウスオーバーのプレビュー・リモコン・チャットパレット・バフ編集は開けません。
- 右クリックメニューにも、できない操作は表示されません。
- 別のキャラクターのリモコンからも、非公開キャラクターのデータは確認できません。
- インベントリには行(名前と 🔒)だけが並び、データや操作は見えません。
- コマの上に出るリソースバーの数字が
???/???になります。バーの伸び具合はそのままなので、残りの多い少ないは卓の向こうからでも見当が付きます。隠れるのは書き留められる数字のほうです。
共有メモ
- メモは卓上に残りますが、本文とタイトルがモザイク(伏字+ぼかし) になり、何が書いてあるか読めません。
隠し名・シークレットとの違い
キャラクターの「名前を隠す」やシークレットダイス/チャットはGMだけが見られる従来の仕組みです。公開範囲では、そこに特定のプレイヤーにだけ見せるという選び方が加わります。