同行(パーティ)
同じパーティに入れたキャラクターは、おたがいの視界を共有します。暗闇を使ったダンジョン探索で、「隣を歩いているはずの仲間のコマが自分には見えない」という状態を解消するための仕組みです。

共有されるのは次の2つです。
- 視界 — 同行者が見ている範囲(照らされた範囲・暗視・真視)も、自分の見える範囲に合わさります
- コマ — 暗闇の中でも、同行者のコマは見えたままになります
編成できるのはGMだけです。暗闇は情報を遮断するための機能なので、プレイヤーが自分の操作で他人の視界を手に入れる方法は用意していません。
パーティを編成する
GMツールバーの重なった円のアイコンから「同行」パネルを開きます。
- パーティ追加 — 新しいパーティを作ります。色は既存のパーティと重ならないように自動で選ばれます
- 名前 — その場で書き換えられます。名前は色の丸と一緒に一覧に出ます
- 色 — 6色から選べます
- 未所属 — どのパーティにも入っていないキャラクターが下に並びます。プルダウンから同行先を選ぶとそのパーティへ移ります
- 外す(→ アイコン) — メンバーをパーティから抜きます
- 削除(ゴミ箱) — パーティを解散します。所属していたキャラクターは未所属に戻るだけで、コマ自体は消えません
メンバーの名前を押すと、そのコマへ視点が移ります。二手に分かれたとき、どちらの班がどこにいるかを確かめるのに使えます。
同盟 — 別のパーティを味方として扱う
パーティ名の下に同盟: と並ぶチェックを入れると、その2つのパーティは移動に関して同じパーティとして扱われます。
- 味方NPCの一団を、敵とは別の扱いにできます
- 3すくみの戦闘で「AとBは手を組んだ、Cは敵」を表せます
同盟が影響するのは移動範囲の2か所です。他のコマの前を通る(同盟相手のマスは「同じパーティのコマ」の設定に従う)と、ZOCの敵味方(部屋設定で敵味方をパーティで決めているとき、同盟相手は敵になりません)。視界の共有は別の話で、同盟を結んでも共有されません。共有したいなら同じパーティに入れてください。
どちらか片方がチェックすれば成立します。両方に入れる必要があると、片側だけ入れたときに、気づかないまま何も起きない状態になってしまうからです。外すときは両方から外れます。パーティを削除すると、そのパーティを指していた同盟も消えます。
この地点に集める
テーブルの何もない場所を右クリックし、この地点を中心にパーティを配置からパーティを選ぶと、そのパーティのコマがその地点の周りへ集まります。GMだけに出る項目です。
- 押した升目から近い順に、空いている升目へ詰めて並びます。ヘクスでも同じです
- ほかのコマが立っている升目は避けます。大きいコマは、必要な広さが空いている場所に入ります
- テーブルに出ていないメンバーがいるパーティは、卓上のコマだけと卓外のコマも出すの2つに分かれて並びます。どちらも体数が添えてあるので、押す前に何体動くか分かります
所属はキャラクター単位
パーティに入るのはプレイヤーではなくキャラクターです。これにより次のような使い分けができます。
- 斥候を出す — 1人のプレイヤーが2体受け持っているとき、片方だけを別のパーティに移して単独行動させる
- 二手に分かれる — パーティを2つ作って振り分けると、それぞれの班の中だけで視界が共有されます
- NPCを同行させる — GMのNPCをパーティに入れると、そのNPCの視界もプレイヤーへ渡ります。道案内やたいまつ持ちの演出に使えます
未所属のキャラクターは誰とも共有しません。単独行動のあいだは未所属に戻しておくのが素直です。
プレイヤーからの見え方
プレイヤーは編成を変えられませんが、いま誰と同行しているかは確認できます。
PLツールバーの所有キャラクター一覧で、各キャラクターの名前の右にパーティの色と名前が並びます。その札にマウスを乗せると、同じパーティにいるほかのキャラクターの名前が出ます。自分のコマは含まれません。
未所属のキャラクターには何も表示されません。単独行動中であることがそのまま分かります。
見学との違い
見学は、パーティ編成に関係なく全プレイヤーの視界を合成した範囲を見ます。観戦のための仕組みなので、同行の編成では変わりません。
保存と持続
- パーティはルーム全体に対する設定で、テーブル(マップ)を切り替えても維持されます
- 名前・色・所属は保存データに含まれ、ZIPを読み込み直しても復元されます
- パーティを削除すると、そのパーティを指していたキャラクターは未所属として扱われます