Skip to content

v1.57.0 ​

2026-09-20リリース

リプレイの動画書き出しを作り直しました。編集中の記録をその場でプレビューしながら、ノベル風と卓を映す形の2通りでMP4を書き出せます。画質と音はYouTubeの推奨に合わせ、既定の「公開用」ではGMしか知らないコマや数値は映りません。編集画面も台本の形に組み直しました。6時間の記録で編集モードに入るまでが 22秒から0.3秒に、保存が27分から5秒になっています。

保存したルームの読み込みで、パーティとカットインの割り当てが消える不具合を直しました。ただし、この版より前に保存したルームには、つなぎ直すための情報が残っていません。読み込むとキャラはパーティから外れ、卓のカットインも外れた状態で開きます。一度割り当て直してから保存し直してください。

ほかに、画像を選ぶ画面からのアップロード、見学者の見え方をGMがいつでも確かめられるペルソナ、マップ生成の屋内3種と市街4種を足しました。

🎬 リプレイを、そのまま公開できる動画にする ​

「動画にする」では、1発言を1カットにする絵コンテ方式をやめました。記録を1本のタイムラインに起こし、発言・ダイス・盤面の動きを時間の上に並べて描きます。リプレイの画面上部の動画プレビューを押すと、左の列が動画のプレビューに変わります。再生とシークができ、一覧で行を選ぶとその場面へ飛びます。プレビューと書き出しは同じ描画を通るので、プレビューで見た絵がそのままMP4になります。

選べるもの内容
見せ方ノベル(立ち絵と台詞枠)/卓(盤面を映して字幕)
見せる相手公開用(見学者と同じ) が既定/自分(PLの視点)/GM(秘匿もすべて)
言語日本語/英語/韓国語。UIの言語とは別に選べます
字幕の速さゆっくり/ふつう/はやめ/はやい
大きさ・なめらかさ720p〜2160p、30fps/60fps
間の取り方読める速さ/当日と同じ間
冒頭部屋の名前と日付を出す
音効果音・BGMをそれぞれ入れるか選ぶ

「盤面の見え方」と「入れるもの」の選択はなくなりました。盤面の出来事を字幕の文章にするのをやめ、盤面の上の動きとして描くようにしたためです。見せる相手をPLかGMにすると、公開していない情報が映るという警告が出ます。

映るもの ​

ノベルでは、話したキャラが舞台に立ち、話している人だけが明るく、ほかは暗く沈みます。台詞は名札つきの台詞枠に文字送りで出て、長い台詞はページをめくって続きます。背景は、そのとき出していたノベルの背景か盤面です。卓では盤面を映したまま、話し手の顔の横に字幕を出します。

  • 字幕 — 日本語は禁則処理を守って折り、英語と韓国語は単語の途中で折りません。行数を超えた分は「…」で切らずに次のページへ送ります。1ページの表示時間は言語ごとの読む速さで決めます(日本語は1秒に7文字の速さで読む時間に0.8秒を足し、1.8〜9秒に収めます)。「字幕の速さ」で変えられます
  • ダイス — 直前の宣言、何のための判定か、振った式、結果を札で出し、成功と失敗を色で分けます。振った音は札が出るのに合わせて鳴ります
  • 章・手番・カットイン — 目印は章の扉、ラウンドと手番は帯で出ます。カットインは組んだとおりに再生します
  • 盤面 — 卓と同じに描き分けます。カードは向いている面、山札はいちばん上と枚数、ダイスは出目(他人のシークレットダイスは伏せたまま)、コインは出た面です。地形・マスク・メモ・光源も描きます。ヘクスの卓はグリッドもマスクも六角形で、ダンジョンの壁は高さのあるブロックとして立ち、開いた扉は開いた形で描きます
  • 暗闇 — 地面と壁の上にかかり、コマ・ダイス・光源はその上に出ます。灯りはそのとき届いていた範囲を照らします
  • 盤面の動き — 発言のあいだに起きたことは、ひとまとまりの動きとして流れます。移動は道筋に沿って滑り、登場と退場はフェードし、ダイスは揺れ、カードはめくれ、数値の増減はコマの上に浮かびます。1回の動きは最長 4.5秒に収め、盤面の操作が多いセッションでも間延びしません
  • カメラ — 話し手と、動いたコマへなめらかに寄ります

公開用では、GM限定や特定の人だけに公開したコマ、他人のシークレットダイスの出目、見学者から暗闇で見えないコマを映しません。

画質・音・長時間の書き出し ​

画質の設定をYouTubeの推奨に合わせました。H.264のレベルは大きさとフレームレートの組で選びます。 1080p60は4.2です。以前は1080pを一律4.0にしていて、60fpsには足りませんでした。キーフレームは2秒ごと、音声はAAC 192kbpsです。ビットレートの既定値は次のとおりです。

大きさ30fps60fps
720p6 Mbps9 Mbps
1080p10 Mbps15 Mbps
1440p20 Mbps30 Mbps
2160p45 Mbps67.5 Mbps

音の全体にリミッターをかけているので、大きいBGMに効果音が重なっても割れません。

字幕の字体としてNoto Sans JPとNoto Sans KR(Regular・Bold)を同梱しました。端末に入っているフォントで見た目が変わることがなくなり、韓国語もどの端末でも同じ字形で出ます。初めてプレビューか書き出しをしたときに、約4MBを読み込みます。

長い記録を書き出すときのために、次の点も変わっています。

  • 描画と符号化はWorker(ページとは別のスレッド)で行います。書き出しのあいだもページは固まりません。以前はタブを裏に回すと約20倍遅くなっていました
  • 音は数秒ずつ混ぜながら符号化します。以前は書き出しの前に全体をメモリへ展開していて、1時間あたり約1.4GBを使っていました。読み込んだ音は256MBまでに抑えます
  • 保存先を選べるブラウザ(Chrome・Edge)では、選んだファイルへ直接書き込みます。保存先を尋ねる画面を閉じると書き出しを取りやめます。以前はメモリに溜める書き出しに切り替えて、そのまま続けていました
  • 書き出す前に「◯ 場面・およそ ◯ 分・◯◯ MB」の見込みが出ます。メモリに溜めるブラウザで1GBを超えそうなときは、失敗するおそれがあると警告します
  • 省エネ設定のブラウザは、裏に回したタブをWorkerごと止めることがあります。止まっていたときはそう表示し、タブを表に戻せば続きから進みます
  • 音を混ぜられなかったときは、無音のまま書き出さずに止めて理由を出します

WebCodecsに対応していないブラウザでは、これまでどおり実時間の録画で書き出すので、尺と同じだけ時間がかかります。

✂️ リプレイの編集画面を台本の形にし、長い記録でも待たせない ​

6時間相当・約4万2千件の記録(手元で合成したもの)で測った値です。

操作これまでこれから
記録を開く7.7秒・281MB1.2秒・75MB
編集モードに入る22.4秒・727MB0.3秒・77MB
20回編集する33秒・779MB1.9秒・82MB
別の記録として保存27分4.9秒

一覧は画面に見えている行だけを描くようになり、保存は盤面の控えを200件ごとではなく記録時間10分ごとに、圧縮して書くようになりました。保存したとき・取りやめたとき・パネルを閉じたときは、編集中の内容をすべて手放します。編集中に別の記録を開こうとすると、変更を捨ててよいかを確かめます。以前は閉じても前の記録を抱えたままで、編集中に別の記録を開くと前の記録の行が出たままになっていました。

画面は2列です。左が再生画面(動画プレビューとまとめもここに開きます)、右が一覧です。記録の一覧は上の選択欄にたたみました。一覧は台本のように読めます。発言は話者名の下に本文、ダイスと演出は 1行、目印は見出しです。移動は座標を省いて「◯◯ が △△ を動かした」とだけ出し、発言と発言のあいだの盤面の動きは「盤面の動き ×12」のようにひとつに畳みます。押せば開いて、中の行も編集できます。

操作やり方
選ぶ行をクリック。Shiftで範囲、Ctrl(MacはCmd)で1行ずつ追加・解除
消すDelete/Backspace
動かすAlt+↑/↓。見えている隣の行の向こうへ移り、畳んだ盤面の動きは1まとまりで越える
書き直すEnter。Escで取りやめ
書き足す一覧の下の欄に書く。選んだ行のうち最後の行の後ろへ入り、選んでいなければ末尾に入る

右クリックのメニューにも同じ操作があります。範囲選択は見えている行だけにかかり、畳んだ中の行は含みません。複数行の削除と移動は、Ctrl+Z 1回で元に戻ります。

📜 リプレイの記録が読みやすくなり、秘匿が漏れなくなった ​

  • コマの登場と退場が1行になりました。 以前はHPなどの数値の数だけ「◯◯ が ◯◯ を出した」が並び、初期状態のキャラ1体で約280行ありました。3時間のセッションでは、記録全体の6割をこの行が占めていました。一緒に出入りした数値は、コマの行の中に入ります
  • 出来事を3つに分けて扱います。 物語(発言・ダイス・章・場面・BGM・カットイン・手番・投票)、盤面、部屋の運営(入退室・役割・持ち主・固定・見た目の変更)です。運営の出来事は一覧では既定で隠れ、入退室や設定の変更も出すで出せます。動画には映りません
  • GM限定のコマの数値が公開として記録されていました。 コマそのものは秘匿されていても、HPなどコマの中の数値の変化と、コマの退場は公開扱いで、PLの一覧と公開用の動画に出ていました。コマの公開範囲に合わせて記録するように直しています。以前に録った記録も、読み込むときに同じ基準で補正します。補正は隠す方向にだけかかり、隠れていたものが見えるようにはなりません
  • 数値の変化は「◯◯ がHPのHPを12から7にした」と出ていたのを、コマの名前で出すようにしました
  • テーブルの切り替えが記録されていなかったのを直しました
  • 録画を押してから5秒間の発言と操作は「部屋の同期」とみなして捨てていました。自分の操作と、録画開始後の時刻が付いた発言は残します
  • システムの発言(接続エラー、ログの消去、チュートリアルなど)が@i18n:…の形のまま出ていたのを、読む人の言語で出すようにしました。役割の変更がgm/plのまま出る、カードとコインの表裏が内部の値で出る、効果の対象が言語に関係なく「、」でつながる、の3点もあわせて直しています
  • 記録の書き出し(.axe-replay.zip)で画像も含めるを選んでも、音は入っていませんでした。BGMと効果音も、追加したときの名前のまま入ります

この版で録った記録は、形式3で保存されます。以前の版の記録はこの版でもそのまま読めます。反対に、この版の記録や書き出したファイルを以前の版で開くと、読み込みを断ります。

🖼️ 画像を選ぶ画面から、その場でアップロードする ​

キャラの画像や卓の背景を選ぶ画面(ファイル一覧)の先頭に、アップロードの枠が付きました。部屋にまだ無い画像のために、画面を閉じて画像の一覧へ行く必要はもうありません。1枚だけ取り込んだときはその画像を選んで画面を閉じ、複数枚のときは、新しい画像が入る分類「未設定」に並べたままにします。2MBを超える画像は取り込まず、ファイル名を挙げて知らせます。見学者には枠が出ません。画像の一覧と同じ決まりです。

💾 保存したルームで、パーティとカットインが外れなくなった ​

原因は3つありました。

  • パーティは識別子を保存していなかったため、読み込むと新しい識別子で作り直され、キャラの側が覚えているパーティと一致しませんでした。全パーティが空になり、全員が未所属になっていました
  • 自分が出した削除の通知は、次の送信で自分にも返ってきます。ルームの読み込みはパーティとエフェクトをいったん消して同じ識別子で作り直すので、返ってきた通知が作り直したものを消していました。サンプルの部屋では、読み込むたびにエフェクトが93件から0件になっていました
  • カットインも識別子を保存していなかったため、卓が再生するカットインが読み込み後に見つからず、テーブル設定には識別子の文字列が並んでいました。テーブル設定には、部屋に残っているカットインだけを並べるようにしています

冒頭に書いたとおり、この版より前に保存したルームでは割り当てを戻せません。割り当て直して保存し直してください。

🗺️ マップ生成に、屋内3種と市街4種を足した ​

ダンジョンの雰囲気に3つ加わりました。部屋の役割で家具の置き方が変わり、GM用の概要の部屋名もその場所の呼び名になります。

  • 違法BAR — 階段を下りると「表の店」で、そこから奥へ抜ける扉は壁と同じ見た目の隠し扉です(卓には「隠し扉」という名前で置かれ、概要に部屋ごとの数が出ます)。奥にはカウンターとスツールの「酒場」、ラシャ張りの台が並ぶ「賭場」、「密造酒の貯蔵庫」があり、突き当たりは鍵のかかった「元締めの部屋」です。照明は低い赤です
  • 廃ビル — 柱が並ぶオフィスフロア、斜めにずれた事務机、天井が落ちた瓦礫。部屋は金庫室・役員室・事務室など
  • コンテナ倉庫 — 搬入口から入ります。赤・青・緑のコンテナが通路をあけて並び、一部は2段に積まれます。通路はフォークリフトが通れる2マス幅、扉はシャッター、壁には蛍光灯が付きます

家具は周囲に床が空いている場所にだけ置き、扉の前や出入り口には置きません。そのため床はどこからでも歩いてつながります。パーティを家具の上に置くことも、家具のある場所に照明を置くこともありません。ヘクスの卓では家具を1マスずつ組み、コンテナは積みません。

フィールドの雰囲気には4つ加わりました。どれも地形から読み取るのではなく、街区と道路の区画から組みます。

  • ビル群 — 碁盤の目の大通りに、中央ほど高いオフィス街。高層ビルの足元の基壇、屋上の給水塔、植え込みの広場、夕暮れの街灯
  • ビル群(SF) — 同じ街の100年後、雨の夜。光の帯が走る黒ガラスと、継ぎ目の光る白パネルの塔。金属舗装の道路、光る歩道、シアンとマゼンタのネオンの街灯
  • スラム街 — レンガとブラウンストーンの長屋が街区の外周に並び、奥に中庭。非常階段、屋上の木の給水タンク、街路樹、街灯、ときどき角でドラム缶の焚き火。奥行きの浅い街区は背中合わせの2列にして、どの家も通りに面します
  • ゴミ処理場 — トタンのバラック、曲がりくねった路地、水たまり、廃材の山

ヘクスの卓では、建物は1マスごとの柱になります。壁の素材を選ばないあいだは、建物はその雰囲気が決めた複数の外壁で建ち、街路樹の幹も木のままです。素材を選ぶと、すべての建物がその素材になります。

新しい素材は次のとおりです。どれも並べたときに継ぎ目が出ません。

  • 床・地面: アスファルト、歩道の敷石、コンクリートの床、ネオンのタイル床、屋上、ゴミの散る泥道、金属舗装の道路、光る歩道、未来的な屋上、タール屋根、ラシャ、倉庫の床
  • 壁: コンクリート壁、ネオン管の壁、トタン、ビルの外壁、コンクリートのビル外壁、光の帯が走る黒ガラス、光る継ぎ目の白パネル、レンガの長屋、ブラウンストーン、倉庫の鋼板壁、コンテナ(赤・青・緑)
  • 扉: 鉄扉、シャッター
  • 光源の見た目: ネオンサイン、街灯、蛍光灯、ネオンの街灯

👀 GMが、見学者の見え方をいつでも確かめられる ​

GMツールバーのペルソナに、常に見学が並びます。選ぶと、見学者の見え方(卓にいるPL全員の視界を合わせたもの)で卓を映します。見学者が接続していなくても選べます。見学者はみな同じ見え方をするので、接続中の見学者を1人ずつ並べるのはやめました。テーブル設定のプレビューにも同じ項目があります。

✏️ そのほかの変更 ​

  • 立ち絵のスライダー — 立ち絵を2枚以上持つキャラで話すとき、チャットの入力欄の色の並びの左に小さなスライダーが出ます。つまみを動かすと立ち絵が順に切り替わり、ホイールと矢印キーでも1枚ずつ動きます。横に立ち絵名と「何枚目か」が出ます
  • シートの長文の編集欄 — 編集中の長文の欄は、ボタンの下に全幅で開きます。最初から10行分の高さがあり、文章に合わせて30行まで伸びます。以前は1行分の高さに押し込まれ、はみ出た部分が見えませんでした
  • キャラのZIP・XMLをドロップしたとき — ドロップした人が持ち主になり、パーティには入りません。以前は持ち主なしで置かれ、元の部屋で入っていたパーティにそのまま入っていました。カード・山札・ダイスはこれまでどおり持ち主なしです(持つと他の人から表が隠れるため)。ルームの読み込みは、パーティも持ち主も保存したとおりです
  • インベントリの最小化 — 最小化ボタンで、ほかのパネルと同じくタイトルバーだけに畳みます。以前は最小化すると行動順の表示に切り替わり、畳めませんでした。行動順の表示は表示の切り替えから選びます
  • チャットに大量の行が一度に届いたとき — リプレイで長い記録の後半へ飛んだときなどです。吹き出しの色を色ごとに一度だけ計算し、最下部を読んでいるあいだは描く行を直近の150行に絞るようにしました。カットインの動画プレイヤーを開いているあいだ、部屋が変わるたびにページ全体を組み直していたのもやめています

🐛 直った不具合 ​

上の各節に書いたもののほかに、次を直しました。

  • リプレイで盤面を映したとき、光源と灯りを持つコマが暗闇を一切照らさず、暗い卓は最初から最後まで暗いままでした
  • 生成したフィールドの木・茂み・岩が、卓に「出口」という名前で置かれていました

⚠️ 以前の版との互換 ​

  • この版より前に保存したルームは読み込めますが、キャラはパーティから外れ、卓のカットインも外れた状態で開きます
  • この版で録ったリプレイと、書き出した.axe-replay.zipは、以前の版では開けません。以前の版の記録はこの版で読めます
  • 同梱フォントのぶん、配布用のzipが約4MB大きくなります。最初の読み込みの大きさは変わりません