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v1.41.0

2026-08-19 リリース

バフが 卓の脇に書いたメモから、実際に働くものになりました。ステータスを動かし、外れれば動かした分だけ戻します。切れるタイミングも、ラウンドの終わりだけでなく誰かの手番に結びつけられます。そして卓じゅうのバフを、1 枚のチャートで見渡せます。

✨ ステータスを動かすバフ

これまで「命中+2」はバッジに書いてあるだけで、足すのも、切れたときに引くのも卓の仕事でした。

チャットに &!猛攻撃/命中/+/2/3 と打つと、バフが付いて命中が実際に 2 上がります。3 ラウンド後に切れると、上がった分だけ下がります。「上がった分だけ」がここでは効いていて、たとえば上限で頭打ちになって +30 のうち 4 しか動かなかったなら、返るのも 4 です。

操作は +- のほかに = があり、こちらはバフのあいだステータスをその値に留めます。ステータス名のうしろに ^ を付けると資源の反対側を指し、HP^ なら残量ではなく最大値です。

バフの消え方は 4 つあります。時間切れ、名前を指定した削除、残 0 の一掃、パネルのゴミ箱。どれを通ってもステータスの返り方は同じです。同じバフをもう一度掛けたときは、積み増しではなく振り出しに戻ります。

⏱ 手番で切れるバフ

これまでバフはラウンドの終わりに一斉に 1 つ減りました。ソードワールドの練技のように「術者の手番が回ってきたら切れる」ものは、卓が手で覚えておくしかありませんでした。

バフごとに、いつ減るかと誰の手番で減るかを持たせました。ラウンド終了時(これまでどおりの既定)、手番開始時手番終了時 の 3 つです。トリガーを指定しなければ、そのバフを持っているコマ自身の手番を待ちます。自分に掛けた呪文はこれで足ります。

手番に紐づいたバフは、ラウンド終了の一掃からは外れます。二重に減ることはありません。手番を戻したときに何も減らないのも、これまでどおりです。

チャットとリモコンの記法では、色やアイコンと同じ順不同の要素として書けます。タイミングは名前で(手番開始 / turnStart など)、トリガーは @名前 です。

🧭 トリガーはコマの一覧から選びます

以前のトリガーは自由入力でした。名前を 1 文字打ち間違えると、バフは来ない手番をいつまでも待ち続けます。

バフ行でもマネージャーでも、卓にいるコマから選ぶ形になりました。選んだ相手はコマそのものを指すので、あとで改名しても外れません。チャットコマンドで名前を書いた場合はその名前が選択肢として残るので、隣の項目を直したついでに相手を見失うこともありません。

📊 どれが先に切れるかを 1 枚で

バフはこれまで、それを持つコマの中にありました。何が動いているかを知るにはシートを 1 枚ずつ開くしかなく、どれが先に切れるかは誰にもわかりませんでした。

バフマネージャーは卓じゅうのバフを ラウンドを横軸にしたガントチャート に並べます。コマごとにまとまり、バフ 1 つが 1 本のバーです。バーは現在のラウンドから始まり、残っている数だけ右へ伸びます。色とアイコンはコマの上のバッジと同じものなので、卓とチャートは同じ絵として読めます。手番で切れるバフには時計が付きます。

チャートは横スクロールとズームに対応しています。1 ラウンドの幅は 16px から 112px まで変えられ、縮めれば長い戦闘を一望でき、広げればラウンドを 1 つずつ追えます。横に流しても、左のコマ名とバフ名、上のラウンド見出しはその場に残ります。現在ラウンドへはボタン 1 つで戻れます。

バーを押すと下が開いて、名前・効果・残ラウンド・タイミング・トリガーと、削除が並びます。ここで外したバフも、ステータスの返り方は他と同じです。

いちばん下には &! コマンドの組み立て欄があります。入力していくと記法が組み上がり、そのバフがどう働くかも出るので、書式を覚えていなくても使えます。

🃏 コマの前後を入れ替えられます

カード・コイン・共有メモには前から重なり順がありましたが、キャラコマにはありませんでした。同じマスに 2 体立つと、どちらが手前に描かれるかは決まったきりで、部屋を開いているあいだ変えようがありませんでした。

コマにも重なり順を持たせました。掴めば手前に出てきます。右クリックメニューの「重なっているもの」一覧の下には 「最前面へ」「最背面へ」 が付き、順序を持つものすべて——コマも、カードもコインも共有メモも——で使えます。地形とマスクは置いた形のまま並ぶので、この 2 つには出ません。

💬 チャットの見た目が次も残ります

立ち絵の高さ、ウィンドウの内と外どちらに置くか、シンプル表示の 2 列、タブごとの立ち絵とシンプル表示、自分の 3 色。これらはどこにも書き留められておらず、再読み込みのたびに初期値へ戻っていました

この端末に保存して、次に開いたときに戻すようにしました。タブごとの設定はタブ単位で覚えるので、同じ部屋を開き直せば前と同じ見た目です(直近 64 タブ分)。

あわせて 文字サイズ を設定に加えました。10 から 24 まで、これまで 13 に固定されていた部分です。通常表示とシンプル表示の両方に同時に効きます。

なお、これらはもともと自分の画面だけの設定です。保存先が手元に増えただけで、部屋のデータにも他の人にも何も送りません。

🐛 直したもの

  • コマの足元の縦回転マーカーが、卓のはるか下に落ちていました。立ち絵を高解像度で描く仕組みを入れたときからで、立ち絵の縦幅の 2〜3 倍ほど下にずれていました
  • コマを動かすと、動かしたコマも周りのコマも跳ねていました。重なり順を入れた副作用で、登場のアニメーションが並べ替えのたびに鳴り直していました
  • 「最背面へ」を選んでも画面が変わらないことがありました
  • ラウンド管理を最小化したとき、操作ボタンがパネルの幅からはみ出していました

過去の全変更や開発者向けの詳細は、GitHub ReleasesCHANGELOG を参照してください。