Skip to content

v1.36.2

2026-08-14 リリース

古い部屋データを読み込むと、同卓者のエフェクト集が空になる不具合を直しました。心当たりのある方は下の「⚠️」もあわせてご覧ください。

あわせて、v1.36.1 に続いて動作の軽さを見直しています。今回は暗視モードとリプレイの操作が対象です。

🐛 修正

古い部屋データを読み込むと、同卓者のエフェクト集が空になっていた問題

エフェクトが入る前(v1.26.0 より古い)の部屋データを読み込むと、読み込んだ本人の画面ではエフェクトがそのまま残るのに、同じ卓の他の参加者からは全部消えるという状態になっていました。読み込んだ側からは気づけないため、他の人の「エフェクトが出せない」という声で初めて分かる不具合です。

原因は、部屋データの読み込みが卓の中身を入れ替えるときに、エフェクト集まで一度捨てていたことです。捨てたぶんは同卓者にも伝わり、そのあと同じ名札で置き直しても、受け取った側は「他の人が消したものが生き返ろうとしている」と見なして受け付けません。

エフェクト集は卓に並べた駒や地形とは違い、道具箱の中身として扱うようにしました。

読み込む部屋データこれから
エフェクトを含まない手元のエフェクト集はそのまま残る
エフェクトを含むこれまでどおり、そのデータのものに入れ替わる

共有された部屋データが独自のエフェクトを配れる性質は変わりません。

演出のフラッシュと選択中の表示が、パネルより前に出ていた問題

v1.36.1 で天候をパネルの後ろへ下げましたが、同じ理由で演出の画面フラッシュ対象を選んでいる間の案内もパネルより前に出ていました。卓の中の重なり順を卓の中で完結させ、パネルは常にその手前に来ます。

⚡ 軽くなったところ

暗視モード

灯りと地形の多い卓ほど効きます。

  • 壁に落ちる光と影を、画面を描き直すたびに計算し直していました。地形 40 台・光源 16 個・遮る物 20 個の卓で 1 回あたり 4.9 ミリ秒。盤面が変わるまで答えは同じなので、覚えておくようにしました
  • 灯りがゆらぐ卓では、変わらない部分(暗幕・見えている範囲・影)まで毎回塗り直していました。塗り直すのは灯りだけで済むようになります

リプレイの操作

  • 1 つ戻すだけで部屋じゅうの物を作り直していました。つまみを動かすたびにも同じことが起きます。動いた物にだけ触るようになり、物の多い部屋ほど差が出ます
  • 動画の書き出しで、全場面の暗闇と視界を先に解いてから始めていました。300 個の物がある部屋・ 800 場面で 27MB ぶんの先読みです。場面が来たときに解くようになり、書き出しの開始が早くなります

エフェクト

天候のように粒の多い演出で、1 コマごとに 700 個ぶんの入れ物を作っては捨てていました。

🔧 内部の整理

遊ぶうえでの違いはありませんが、記録として残しておきます。

  • カード・山札・コイン・ダイスに同じダブルクリック判定が 4 つ書かれていたのを 1 つにまとめました。指とマウスで待ち時間を変える処理も、これまでは直した箇所と直していない箇所が混ざっていました
  • キャラクターシート取り込みのシステム別の処理 16 本に、同じ組み立てが写経されていました。 1 本にまとめたので、新しいシステムを足すときは項目の一覧を書くだけで済みます
  • どこからも呼ばれていない部品を 17 個削除し、ブラウザ向けのコードに紛れ込んでいた Node.js 用の型を揃えました
  • 卓に置いた範囲のテストが後片付けをせず、別のテストを巻き込んで落とすことがあったのを直しました
  • テストは 5780 件になりました

⚠️ 心当たりのある方へ

すでに古い部屋データを読み込んでエフェクト集が空になっている参加者は、ブラウザを再読み込みすると既定のエフェクトが入り直ります。卓を作り直す必要はありません。


過去の全変更や開発者向けの詳細は、GitHub ReleasesCHANGELOG を参照してください。