v1.21.0
2026-07-31 リリース
卓に人を招く手間と、卓を失う不安を減らした回です。リンクひとつで入室できるようになり、テーブルの状態が自動で保存されるようになりました。加えて、画像をテーブルに落とすだけでコマが立ちます。
✨ 新機能・改善
招待リンク
接続パネルに 招待リンク が加わりました。表示されたリンクをコピーして渡せば、開くだけでその部屋に入室できます。ロビーから部屋を探してもらう必要も、部屋名や合言葉を口頭で伝える必要もありません。
- プレイヤー用 / 見学用 をボタンで切り替えると、リンクにロールが埋め込まれます。開いた人はそのロールで入室するので、「見学のつもりがプレイヤーで入っていた」という取り違えが起きません
- 合言葉つきの部屋では 「合言葉を含める」 を選べます
- 含める … 開くだけで入室できます。身内の卓向け
- 含めない … 部屋の場所だけを伝え、合言葉は入室時に入力してもらいます。公開の場で募集するとき向け
- リンクを開くと入室処理が自動で始まり、画面上部に進行状況が出ます。部屋が見つからないときや合言葉が合わないときは、その旨を表示してロビーを開く導線に切り替わります
合言葉入りのリンクの扱い
リンクに載る合言葉はそのままの文字列では書き込まれません。リンクを見た人や、チャットのプレビュー・スクリーンショットから合言葉そのものを読み取られることはありません。他の場所でも使っている合言葉を、リンク経由で知られずに済みます。
ただしこれは読み取りを防ぐだけで、リンクを持っている人はその部屋に入室できます。SNS など不特定多数の目に触れる場所には貼らないでください。
詳しくは ロール — 招待リンクで参加者を招く を参照してください。
画像を落としてキャラクターコマにする
画像をテーブルの上に直接ドラッグ&ドロップすると、その場にキャラクターコマが作られるようになりました。ファイル名がそのままコマの名前になり、画像も設定済みの状態で置かれます。配布されたコマ用画像を、そのまま卓に並べられます。
- 複数枚をまとめて落とすと、重ならないよう少しずつずらして並びます
- テーブルの外に落ちた場合も、コマはテーブルの内側に収まります
- パネルの上など、テーブル以外に落としたときは今までどおり画像として取り込むだけです
- コマにした画像は画像パネルにも残るので、別のコマや背景にも使い回せます
これまでは「画像を取り込む → コマを作る → シートを開いて画像を割り当てる」という 3 手順が必要でした。
ルームの自動保存
テーブルに変更があると、操作が落ち着いたタイミングでルームのスナップショットが自動で保存されるようになりました。ブラウザが落ちたりタブを閉じたりしても、次に開いたときに続きから再開できます。
- 変更が 20 秒止んだら保存。操作が続く場合も 3 分に一度は必ず保存します
- 保存するのは GM / PL(テーブルを編集できるロール) だけです
- 直近 5 世代、合計 256MB まで保持し、超えた分は古いものから自動で削除されます
- 中身は「保存」で書き出す zip と同じです
ルームに接続していない状態でアプリを開くと、「前回の卓データがこのブラウザに残っています」 と表示され、復元する を押すとその状態が読み込まれます。FAB メニューの 「自動保存 / 復元」 からは、保存された世代の一覧を開いて復元・削除したり、任意のタイミングで保存したりできます。
ブラウザの中だけの保存です
スナップショットはブラウザのストレージに置かれます。別の端末やブラウザからは参照できず、閲覧データを消去すると一緒に消えます。セッションを確実に残したいときは、これとは別に「保存」で zip を手元に書き出してください。
詳しくは 保存と読み込み — 自動保存 を参照してください。
🐛 不具合修正
- 立ち絵が地面に沈んで見える問題を修正 … v1.20.0 で入った画像の高精細化処理に、縦位置の補正が逆向きになる誤りがありました。解像度の高い画像ほど深く沈み、条件によってはコマがまるごと地面の下に隠れていました。キャラクターコマとダイスシンボルが対象です。
- 一部のバックエンドに接続できない問題を修正 … トークン取得が時間切れになったとき、本来は関係のない「CORS 事前確認を避ける形式」へ切り替えてしまい、JSON しか受け付けないバックエンドから拒否されて接続をあきらめていました。時間切れでは形式を変えずに再試行し、拒否された場合は元の形式へ戻すようにしました。
- 画像をドラッグしたときにエラーが出る問題を修正 … ブラウザから画像をドラッグすると、環境によっては HTML ファイルが一緒に渡され、それを部屋データとして読もうとして失敗していました。部屋データとして扱うファイルを限定しました。
🔧 開発者向け
自分でビルドして使っている方向けの修正です。配布物(axe_x.y.z.zip)を利用している場合は影響ありません。
- 開発サーバーでダイスボットが読み込めない問題を修正 … bcdice の読み込み方が開発ビルドの変換と噛み合わず、ダイスが動きませんでした(製品ビルドでは正常に動作していました)。
- 依存パッケージの脆弱性に対応 … 開発時のみ使うパッケージで報告されていた 7 件を解消しました。残る指摘は npm 本体が同梱する依存によるもので、上流の更新待ちです。
過去の全変更や開発者向けの詳細は、GitHub Releases と CHANGELOG を参照してください。