v1.38.0
2026-08-16 リリース
エフェクトを「段」で組み立てられるようになりました。飛んで、当たって、そこから四方へ散って、燃え跡が残る。これまで 1 つの演出は 1 種類の見た目だけでしたが、順番に並べた段としてまとめて再生できます。
エフェクトを 1 つだけファイルに書き出して渡すこともできるようになりました。
✨ 新しくできること
演出を段で組み立てる
エフェクトの編集パネルに 「演出の組み立て」 が増えました。段を足すと、その順に再生されます。
[運び] 飛翔体 520ms
[派生] 分裂4 広がり140°
└ [運び] 飛翔体 320ms
└ [着弾] 爆発 280ms段の役割は 4 つです。
| 役割 | すること |
|---|---|
| 運び | 撃った人から的へ走る |
| 着弾 | 的の上で弾ける |
| 残留 | その場に残り続ける |
| 派生 | 着弾点から何方向かへ投げ、それぞれを走らせる |
運び・着弾・派生は順につながり、前の段が終わったところから次が始まります。残留だけは後ろを待たせず、その場で流れ続けます。
段に入れる見た目は、これまでの 31 種類がそのまま部品です。役割に合わないものは選択肢に出ません(「運び」に爆発は置けません)。段ごとに色・大きさ・等級を上書きできるので、同じ爆発でも 1 段目と 2 段目で表情を変えられます。
段は最大 6 つ、派生は 2〜8 方向まで。派生の中では、さらに派生できません。長さは段ごとの ms 指定で、演出全体の長さは段の合計になります。
段を 1 つも置かなければ、これまでどおり 1 種類の見た目がそのまま再生されます。既存のエフェクトはすべてそのままです。
光も音も揺れも段に追随する
段ごとに、その段が起きている場所で光ります。派生した先で弾ければ、光るのも飛んだ先です。
音は運びの段が始まるたびに発射音、着弾の段が始まるたびに着弾音。近すぎるものは間引かれます(派生の 4 方向は同時に飛ぶので、4 回鳴らしても 1 つの音になってしまうため)。着弾の段が無い組み立てでは、運びが終わったところで着弾音が鳴ります。
画面の揺れと白い閃光も、その段が実際に描くものを見るようになりました。「回復」の印を付けたエフェクトでも、爆発の段を走らせれば揺れます。
見本が 3 つ入っています
系統 「組み立て」 に、そのまま使える見本があります。複製して中を開くと、組み方の当たりが付きます。
- 散弾の魔弾 — 飛翔体が飛び、着弾点から 4 方向へ散って、それぞれが飛んで弾ける
- 氷結の追撃 — 飛翔体 → 氷結 → 冷気が 2.2 秒残る
- 着弾の絨毯 — 弾道弾が落ち、爆発し、炎が残る(最大 4 体まで)
エフェクトを 1 つだけ渡せる
これまでは部屋のエフェクト全部をまとめて書き出すことしかできませんでした。一覧のタイルを右クリックして 書き出す、または編集パネルの 書き出す ボタンで、そのエフェクト 1 つをファイルにできます。
読み込み方はこれまでと同じで、AXE の画面へドラッグ&ドロップするだけです。
ファイルにはエフェクトごとの識別子が入っているので、渡したものが戻ってきたときは元のエフェクトに重なります。こちらで名前を変えた後でも同じエフェクトとして扱われ、同じファイルを何度読み込んでも増えません。識別子に覚えがないときは名前で照らし合わせ、同じ名前があれば中身が入れ替わり、無ければ追加されます。
戻ってきたエフェクトの名前を卓の別のエフェクトが先に使っていたときは、戻ってきた側に「(2)」が付きます。チャット記法やシートの演出欄はエフェクトを名前で呼ぶので、先に呼ばれていた方をそのまま残すためです。
🔧 内部の整理
遊ぶうえでの違いはありませんが、記録として残しておきます。
- 段の描画で毎フレーム作り直していた下ごしらえを 1 回にまとめました。段の並びは書き換えるまで使い回し、光の層は上限(24 枚)を超えるぶんを作らないようにしています。多対象へ派生する組み立てでは、1 フレームに 180 枚作って 156 枚捨てていました
- 段の長さを打ち込む欄が、1 文字打つたびに下限へ吸い付いていました(「500」の 5 を打った時点で 80 になる)。欄を離れたときに確定するようにしています
- 段を組んでいるあいだ、上の「見た目」欄は一覧に並ぶときの印にしか使われません。その旨をパネルに表示するようにしました
- テストは 6024 件になりました
詳しい書き方はマップ演出のマニュアルにあります。
過去の全変更や開発者向けの詳細は、GitHub Releases と CHANGELOG を参照してください。