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v1.46.0 ​

2026-08-31リリース

ホットバーが入りました。攻撃のマクロ、開幕の効果音、射程の設置のように、卓の最中に何度も繰り返す操作を枠に入れておき、数字キーひとつで撃てます。

あわせて、チャットまわりの3つの機能(発言の効果音・別タブへのコピー・表示設定の全体/タブ毎)、コマの向き表示、ホワイトボードで動く画像も入りました。ノベルモードの立ち絵切り替えの不具合も直っています。

🎛️ ホットバー ​

PLツールバー(GMのときはGMツールバー)の格子のアイコンで出します。10枠 × 5ページあり、 10枠は数字キーの1〜0とそのまま対応します。ページはShift+数字か[ ]で変えられます。見学のロールでは出ません。

空き枠を押すと登録画面が開きます。枠に入れられるのは次のものです。

種別例
チャット/ダイス2d6+3 攻撃、:HP-5、&!毒/継続/3
エフェクト卓のエフェクトを発動・設置・プレビュー
範囲を置く/消す名前・大きさ・色まで枠が覚えます
所持ダイスを出す/しまうキャラクターのダイス
パネルを開くチャットパレット/シート/リモコン
コマへ視点を移す迷子になったコマへ一発で
効果音・カットイン卓の音と演出
チャット欄に下書き送信せず入力欄へ入れます
行動順進める/戻す/リセット
マルチアクション上記の枠をいくつか、順番と間隔を決めて連続

枠は「誰として」撃つかを覚えます。 モンスターの攻撃マクロを入れた枠は、操作対象を切り替えてもそのモンスターとして飛びます。別の部屋へ持っていったときは、同じ名前のコマが1体だけいればそちらを見つけて撃ちます。

マルチアクションは、効果音 → エフェクト → 攻撃ロールのような開幕を1押しにまとめる枠です。選んだ枠は一覧に並び、↑ ↓ で順番、msで1つ前からの間隔をそれぞれ決められます。

バーはzipファイルで持ち歩けます。 システムやキャラクターが変われば中身も変わるので、卓ごとに書き出しておいて、その日使うものを読み込む使い方ができます。読み込みを間違えても「元に戻す」で戻せます。

エフェクト集の右クリックや、チャットパレットの行の右クリックからも枠に登録できます。

スペシャルサンクス

ホットバーは、ユドナリウムリコリス(oron1208氏)の同名の機能に着想を得ています。コードは受け継いでおらず、Axe独自の実装です。素晴らしい機能を先に形にしてくださったことに感謝します。

💬 チャット ​

発言があったら音で知らせます ​

チャット設定の発言の効果音で、誰かが発言したときに音を鳴らせます。卓を眺めていて発言を取りこぼすことが減ります。

音は5種類(ページめくり・バブル・サイバー・通知1・通知2)から選び、音量と試聴が付いています。全体で1つ決めるか、タブごとに決めるかを選べるので、雑談タブは静かに、メインタブだけ鳴らす、といった分け方もできます。

WARNING

既定はオフです。鳴らしたい人が自分で入れてください。鳴るのは自分以外の発言だけで、ダイスの結果や入退室のお知らせでは鳴りません。この設定は自分の端末だけのもので、同じ卓の中で鳴らす人と鳴らさない人が同席できます。

音はOtoLogic(CC BY 4.0)の素材です。

発言を別のタブにコピーできます ​

発言のボタンから別のタブにコピーを選ぶとタブの一覧が出て、選んだタブに同じ発言が作られます。名前・立ち絵・色・添付画像がそのまま引き継がれるので、そのタブで発言したのと同じ見た目になります。タブを間違えて発言したときや、雑談タブのやりとりを本編に残したいときに使えます。

一覧に出るのは自分が発言できるタブだけです。秘話とシークレットの発言にはボタンが出ません。

立ち絵・簡易表示の設定が選べるようになりました ​

「(このタブ)」と書かれたチェックボックスが2つ並んでいたところを、適用範囲(全体/タブ毎) を選ぶ形に変えました。全体を選べば1つのチェックで全タブに効き、タブ毎を選べばタブの一覧が出ます。設定はタブの名前で覚えるので、部屋をファイルから読み直しても前と同じ状態で開きます。

そのほか ​

  • 縦長の立ち絵を使っていると、書き出したログで頭が切れていたのを直しました
  • 見学ロールでは、発言から共有メモを作れなくなりました。メモは卓に置くものなので、見学の権限ではボタン自体が出ません

🎭 ノベルモード ​

立ち絵の切り替え矢印が効かなくなっていた不具合を直しました。 押しても表示が変わらず、変えたつもりの絵で発言が飛ぶ状態でした。立ち絵に名前を付けている場合は、番号の代わりに名前が出ます。

操作バーも整理しました。上から「誰が話すか」「進行と再生」「入力」の3段に分かれ、終了ボタンは右上に固定です。以前は1段目に詰め込みすぎて、終了ボタンだけが折り返して見えていました。

ログを消したときなどのシステムメッセージが、ノベルモードでは翻訳されず@i18n:...のまま出ていたのも直しています。

🧭 コマの向きが分かるようになりました ​

2Dモード(俯瞰固定)では絵が常にこちらを向くため、どちらを向いているのか分かりませんでした。テーブル設定のキャラクターの向きで、示し方を選べます。

選択見え方
示さないこれまでどおり。2Dモードではコマを回せません
コマごと回す2Dでコマを回せるようになり、絵ごとその向きへ回ります
矢尻で示す絵はこちらを向いたまま、矢尻が向きを示します。3Dでも出ます

向きはコマの回転そのものなので、部屋の全員に同じ向きが見えます。

🖼️ ホワイトボードで画像が動きます ​

APNG・GIF・アニメーションWebPを貼ると、卓に立てたボードの上でも動きます。 これまでは 1コマで止まっていました。

WARNING

その画像より上のレイヤーに何か描かれているときは、書き込みを覆わないよう静止画として焼き込みます。動かしたい画像は、いちばん上のレイヤーに置いてください。

何か描いた後にCtrl+Zを押すとキャンバスが4×3マスに縮んでいた不具合も直しました。

❤️ リソースの増減演出を項目ごとに選べます ​

HPを減らしたときのエフェクトと効果音を、リソース項目ごとにオン・オフできるようになりました。シートの詳細設定に増減でエフェクトと増減で効果音が増えています。

WARNING

どちらも既定はオフです。 これまで使っている部屋のキャラクターや、取り込んだキャラクターは両方オフから始まるので、鳴らしたい項目にチェックを入れてください。新しく作るキャラクターの HPとMPは、最初から両方オンです。

弾数や所持金まで光って鳴ると肝心の一撃が埋もれる、という声を受けての変更です。

🐛 そのほかの修正 ​

  • パネルとウィジェットの位置と設定が、閉じるまで記録されなかったのを直しました。動かした時点で記録されます
  • パネルの透明度をタイトルバーのスライダーで変えられるようになりました
  • バフのアイコンが5個ずつ折り返すようになり、アイコンを押すと表示の詳しさを切り替えられます
  • 画像を卓の中でドラッグしただけでコマが作られてしまうことがあったのを直しました
  • シートのカードを行いっぱいに広げられるようになりました
  • 壁の影が壁を突き抜けて伸びていたのを直しました
  • ホットバー・チャット・ホワイトボードで見つかった不具合を、リリース前のレビューでまとめて直しています

開発者向け ​

パネルの重なり順に「レイヤー」が入りました ​

PanelOption.layerを渡して開いたパネルは、そのz-indexに固定されます。ホットバーをピン留めしたときの登録画面のように、通常のパネルの積み重ねとは別の高さに置きたいものが対象です。

このレイヤー指定パネルは、DraggableDirectiveの重なり順の付け替え(つかんだものを最前面へ出す処理)から除外されます。これまでは除外していなかったので、レイヤー指定パネルが通常の積み重ねに巻き込まれて沈み、逆に通常のパネルがモーダルより手前へ昇格していました。除外の目印はdata-z-layer属性です。

画面全体の重なり順はsrc/app/ui/z-layers.tsに一覧化しました。新しく「モーダルより手前」を足したくなったときは、まずこのファイルを見てください。

DraggableDirectiveが入力を実際に発火するようになりました ​

これまで宣言だけされていて発火していなかったものが動きます。既存の利用側の挙動が変わるので、自前のディレクティブやコンポーネントで使っている場合は確認してください。

  • draggable.disableが実際に効きます(これまでは固定してもドラッグできました)
  • draggable.start / draggable.move / draggable.endが発火します
  • draggable.settledを追加しました。ウィンドウのリサイズで位置が押し出され、落ち着いた 400ms後に1回だけ飛びます。位置の記録用です

チャット送信とパネル呼び出しの共通化 ​

キャラクターのマクロ送信がCharacterMacroServiceに、チャットパレットの行解釈が domain/chat/palette-rows.tsに集約されました。チャットパレット・リモートコントローラ・ホットバーの3か所に散っていた同じ処理が1か所になっています。

キャラクター系パネル(チャットパレット/シート/リモコン)はRoomPanelServiceから名前で開く形になりました。DEFAULT_CHARACTER_PANELなどの名前はdomain/ui/room-panel.tsにあります。

動く画像の判定 ​

APNG・GIF・アニメーションWebPの判定はcore/storage/animated-image.tsの isAnimatedImageBytes()です。ファイル先頭の64KBだけを読み、pngはacTLチャンク、 webpはANIMチャンクを探します。判定結果はAnimatedImageServiceが画像1枚につき1回だけ記憶します。バイト列を実際に読めたときだけ記憶するので、P2Pで転送中の画像を「静止画」と覚え込むことはありません。

同梱素材 ​

src/assets/sounds/otologic/に効果音6本が加わりました。OtoLogic(CC BY 4.0)の素材で、帰属はcopyright.txt にまとめています。


過去の全変更や開発者向けの詳細は、GitHub ReleasesとCHANGELOGを参照してください。