v1.56.0
2026-09-18リリース
画面左上のメニューを作り替えました。縦に19個ほど並んでいたボタンを6つの入口にまとめ、この端末だけの見た目の設定とウィジェットの出し入れは、専用の小窓へ移しています。押す場所が変わります。何がどこへ行ったかの対応表を最初に置いたので、迷ったらそこだけ見てください。
チャットパレットは「肝心の一覧が狭い」という声を受けて作り直しました。行が見える高さは、既定のサイズで約190pxから約295pxへ。地形の傾斜も変わりました。坂が下る辺を何本でも選べて、全方向を選べば四角錐・六角錐になります。コマは坂の高さに立ち、ドラッグしているあいだも坂に沿って上り下りします。
ヘクスの卓は速くなりました。描画の組み立てを変え、手元で測ったところ、カメラを回したときは21fpsから 60fpsになりました。GM向けの追加もあります。バフを卓全体からまとめて外す記法、まだ見つけていない敵を一覧に出さない処理、それにリモコンに出す数値とリソースを部屋で選ぶ設定です。
🧭 左上のメニューを6つの入口にまとめた
これまでのメニューは、部屋の機能を開く13項目に、この端末だけの設定(視点・テーマ・エフェクト・描画・言語)が混ざって1列に並んでいました。設定のボタンは押すたびにアイコンが巡るだけで、いまどの状態なのかも読み取りにくくなっていました。
いまは上から接続 / チャット / 部屋設定 / テーブル関連 / ゲームリソース / メディアの6つ、下段にセーブ&ロード / ウィジェット / 表示が並びます。下段の3つと、上段で項目をまとめたテーブル関連・ゲームリソース・メディアは、押すと小窓が開きます。小窓は押したボタンと同じ高さから、メニューの外側に開きます。同時に開くのは1つだけで、外を押すか Escで閉まります。項目の名前は、アイコンにポインタを乗せるとその場に出ます。
何がどこへ行ったか
| 開きたいもの | これまで | これから |
|---|---|---|
| テーブル設定 | メニューに直接 | テーブル関連 |
| マップエディター | GMツールバー | テーブル関連(GMのみ) |
| マップ生成 | GMツールバー | テーブル関連(GMのみ) |
| 卓上ディスプレイ | メニューに直接 | テーブル関連 |
| ノベルモード | メニューに直接 | テーブル関連 |
| インベントリ | メニューに直接 | ゲームリソース |
| バフマネージャー | PL / GMツールバー | ゲームリソース(見学以外) |
| 状態異常 | バフマネージャーとインベントリ | ゲームリソース(従来の入口もそのまま) |
| ダイス表設定 | チャットの設定メニュー | ゲームリソース(チャット側からも開けます) |
| 手札の開閉 | PLツールバー | ゲームリソース(見学以外) |
| 画像・ジュークボックス・カットイン | メニューに直接 | メディア |
| エフェクト | PL / GMツールバー | メディア(見学以外) |
| 保存・ZIP読込 | メニューに直接 | セーブ&ロード |
| キャラ取り込み | 部屋設定のユーティリティ | セーブ&ロード(部屋設定にも残っています) |
| リプレイ | メニューに直接 | 部屋設定 › ユーティリティ |
| 視点・テーマ・アニメーション・描画・言語 | メニューに直接 | 表示 |
| スキン | 部屋設定のUI | 表示(部屋設定のUIにも残っています) |
| 時計・録画・通信品質・ミニプレイヤー・ホットバー | PL / GMツールバー(両方に) | ウィジェット |
| PLツール・GMツール(ツールバーそのもの) | 隠せなかった | ウィジェット |
リプレイだけはメニューから外れて部屋設定へ移りました。セッションの前後に読み返す道具で、卓を囲んでいるあいだに押すものではないからです。部屋設定のユーティリティには、キャラ取り込みと実寸の較正という「ときどき使う道具」がすでに並んでいます。リプレイは、見学の人もこれまでどおり開けます。
表示 — この端末だけの設定
表示の小窓には、視点・テーマ・アニメーション・描画・言語・スキンが縦に並びます。押すたびに値が巡るボタンですが、いまの値が名前に出るようになりました。テーマは「テーマ: 自動 / ダーク / ライト」、アニメーションは「アニメーション: 自動 / 常に再生 / 停止」です。以前の「エフェクト」という名前は、演出のエフェクトと紛れるのでやめました。
狭い画面でパソコン版の表示にしているときは、スマートフォン用の画面へ戻るボタンもここに出ます。選んだ内容はこのブラウザが覚えます。部屋のデータには入らないので、ほかの人の画面は変わりません。
ウィジェット — 出しておくものを決める
ウィジェットの小窓では、時計・録画・通信品質・ミニプレイヤー・ホットバーと、PLツール・GMツールそのものの表示を切り替えます。点いているものは色が付きます。両方のツールバーに同じ切り替えが5つずつ載っていたのをここへ集め、ツールバーには役割の道具だけを残しました。
見学の人にはツールバーが出ないため、表示とウィジェットはどちらもメニュー側に置いています。ホットバーは見学には出ないので、その行も出しません。
🧰 ツールバーを畳む・隠す
PLツールとGMツールは、見出しの横の矢印で畳めます。畳むと見出しだけの札になり、畳んだかどうかはこの端末が覚えます。丸ごと消したいときは、上記のウィジェットから消してください。
GMツールバーは並び順を変えました。オブジェクト一覧・NPCバー・同行・暗闇・戦場の霧と続き、そのあとに下の2つのボタンが入ります。
- リソースバーの表示 — コマの頭上のバーをまとめて隠す・出す
- バフの表示 — コマの頭上のバフのバッジをまとめて隠す・出す
どちらもこの端末だけの切り替えで、部屋のデータもほかの人の画面も変わりません。バフの見せ方をコマごとに決めたいときは、これまでどおりコマの右クリックメニューから。バーに出す項目は、インベントリの表示項目で決めます。
💬 チャットパレットを作り直した
パレットの一覧が狭く使いにくい、という指摘をもとに、上半分を詰め直しました。既定のパネルの大きさで、行が見える高さが約190pxから約295pxになります。
- タブはチャットウィンドウと同じ帯になりました。タブの上でマウスホイールを回すと隣のタブへ移り、収まらないときは端の矢印で流せます。並ぶのは自分のロールで読めるタブだけで、発言できないタブを選ぶと入力欄は閲覧のみになります
- 入力欄を詰めました。発言の色とティッカーへの送信は右上の調整ボタンの中へ入り、テキスト欄は1行から始まります。ダイスボットの選択はこれまでどおり出ています
- 見出し・検索・キャラ情報・編集を1行にまとめました。検索の結果は検索欄のすぐ下に出ます。パネルの幅を狭めると、ボタンは文字が消えてアイコンだけになります
- 下端にあった「クリック: 入力 /2回クリック: 送信」は、入力欄のプレースホルダーへ移しました
立ち絵の切り替えも直しました。帯の矢印が指定の2倍近い大きさで描かれていたため、名前の欄がほとんど残らず、 4文字の立ち絵名が1文字も読めない状態でした。名前に使える幅は14pxから46pxになり、立ち絵の一覧もこれまでどおり名前を押して開けます。
⛰️ 地形の傾斜が本物の坂になった
傾斜は1方向だけの設定でした。四角い卓では上面を丸ごと傾け、ヘクスの卓では階段状の段で表していました。いまは坂が下る辺を選ぶ形です。辺は何本でも選べて、選んだ辺では地面まで下りきります。四角い卓は北・東・南・西の4辺、ヘクスの卓はそのマスの6辺から選びます。
- 1辺だけ — 向かいの辺で天面の高さになる坂。これまでの傾斜と同じ形です
- 向かい合う2辺 — 真ん中が尾根になり、両側へ下ります
- 隣り合う2辺 — 遠い角がいちばん高くなります
- 全方向 — 真ん中を頂点にした角錐。四角い卓なら四角錐、ヘクスの卓なら六角錐です
ヘクスの階段状の表現はやめました。坂が下りきる辺には壁が立たず、残りの壁は坂の断面で切られるので、坂の下をのぞいても壁が飛び出しません。前の版で保存した部屋の1方向の傾斜は、同じ形のまま読み込みます。前の版を使っている人の画面にも、その1方向として伝わります。
坂の上のコマ
コマは自分が立っている場所の高さに置かれます。歩かせても、落としても、ドラッグしているあいだも坂に沿って上り下りします。足元の台座と平置きのコマ画像は地面の傾きに沿って傾き、立ち絵・名前・リソースバーは直立のままです。坂に立つ人が坂と直角に立つわけではないので、傾けるのは地面に接するところだけにしています。真上から見る卓上ディスプレイでは、傾けても潰れて見えるだけなので傾きません。
🖱️ ドラッグ中の高さは「近い方」に
橋や梁のように、地面と天面のどちらにも置ける場所では、いまの高さに近い方の足場を選びます。橋の下をくぐらせているコマは地面のまま、橋の高さまで持ち上げたコマは橋の上に乗ります。同じだけ近いときは低い方に残します。ブロックが足元をふさぐ場所では、これまでどおり必ず天面に乗ります。
高度設定で宙に浮かせたコマは別で、その高さは「足場」ではなく空きとして扱います。浮かせたまま桟橋の下を通しても、桟橋の上に吸い付きません。
坂の途中で離したコマが地形にめり込む不具合も直しました。離したあとのマス合わせでコマが坂の少し上側に着くと、そこの坂面がコマの足より上に来て「頭上にあるもの」と見なされ、コマは支えが無いものとして床まで落ちていました。
🧹 卓じゅうのバフをまとめて外す(GM)
「消えない」にしたバフは時間では切れないので、戦闘が終わるたびに1体ずつ外すことになっていました。 GMは条件を決めて、卓にいる全員からまとめて外せます。
&&none- 消えないバフを卓全体から外す(&&消えない- でも同じ)
&&2R- 残り 2R のバフを卓全体から外す
&&毒- 「毒」という名前のバフを卓全体から外すバフマネージャーのバフの一括解除(GM) でも同じです。条件を選ぶと何体の何件が対象かが出て、確認のうえで外すと件数がチャットに流れます。ステータスを動かすバフ(&!記法)は、ほかの外し方と同じようにステータスが戻ります。GM以外が送っても何も外れず、GMだけが使える記法だとチャットに出ます。先頭にsを付けると結果を伏せて流せます。
🫥 まだ見つけていないコマを一覧に出さない
卓の上では見えていない敵の名前が、一覧からは読めてしまう場所がありました。戦場の霧や暗闇を使っている部屋では、そこから伏せておきたい相手の数や名前が漏れていました。PLの画面では、次の場所で伏せます。
- インベントリのテーブルのタブ
- 行動順の一覧と陣営の並び(その陣営が空になれば陣営ごと出ません)
- ツールバーの手番表示と、手番が回ったときのチャットの通知
- チャットとノベルモードの発言者の一覧(いま選んでいるコマは残ります)
- バフマネージャーのチャートと、バフのトリガーに選べるコマ
GMの画面はこれまでどおり全部見えます。自分のコマと同じパーティのコマも、暗闇の中にいても隠れません。
🎛️ リモコンに出す数値とリソースを選ぶ
部屋設定の一般に、部屋のコマが持つ数値とリソースを名前ごとに並べた欄が加わりました。チェックを外した名前は、リモコンのリソース操作のボタンからも、右のコマの欄からも消えます。シートの項目そのものは何も変わりません。
この欄に触れていない部屋では全部出します。1つでも外すと「選んだものだけを出す」状態になり、あとからシートに足した項目はここで選ぶまで出ません。すべて出すで元に戻り、すべて外すで一度空にできます。変えられるのはGMだけで、選んだ内容は部屋の全員に適用されます。
⚡ ヘクスの卓が軽くなった
ヘクスの卓は重かったです。カメラを動かしているあいだ、JavaScriptは何もしていないのに15fpsしか出ていませんでした。原因は描画の合成側で、卓の上に数千枚の面が立っていたためです。動かない地形の上面を塊ごとに1枚へまとめ、壁は外から見える面だけを描くように変えました。手元で測ったところ、合成レイヤーは3,576枚から 965枚に、カメラを回したときは21fpsから60fpsになりました。
ヘクスの計算そのものも詰めました。マスの当たり判定は丸めで求め、境界の近くだけ従来の走査に切り替えます。移動範囲・視界・マップエディターの塗りが、同じ形を何度も作り直すのもやめました。見た目は変えていません。
🐛 直った不具合
- 地形をまとめて描くようになってから、選択したコマをドラッグすると、固定した地形が一緒に動いていました
- ヘクスの地形で、隣のブロックが隠している壁の判定がずれ、見えるべき壁が消えることがありました
- チャットパレットを2つ以上開くと、あとから開いた側でタブを選んだときに、先に開いていた側の「選択中」の色が消えていました(送信先のタブ自体は正しいままでした)
- 発言できないタブを選んだパレットが開いているとき、チャットの発言の「返信」や「引用」を押すと、内部でエラーになっていました
- マップエディターの機能塗りで、傾斜を指定しても辺を選んでいないブラシは、平らなブロックを置いていました
- 卓のマスの形を四角からヘクスへ変えても、地形の傾斜が古い辺のまま描かれていました
- 卓上のコマの影が、ピアごとに二重に描かれていました